2007年10月1日月曜日

■9・29沖縄県民大会 県民一割の参加!

9月29日の沖縄県民大会は11万人から12万人の参加者との報道ですが、現地沖縄の情報では、バスが満員で乗車できず参加できなかった方や、会場に入りきれない参加者も数多くいたとのこと。

まさに沖縄県民137万人の一割近くが結集したとも言え、その怒りの根底は教科書問題だけではなく、米軍基地の重圧があることも忘れてはならないでしょう。

ちなみに終了後は宜野湾市の会場から那覇市まで戻るのに3時間近くかかった方も。
●沖縄タイムス
9・29県民大会PDF版(07年9月30日朝刊)

【総合1―28面】9・29県民大会(PDF版3417KB)
【総合2面】9・29県民大会(PDF版622KB)
【総合3面】9・29県民大会(PDF版613KB)
【特集12面】9・29県民大会(PDF版1721KB)
【特集13面】9・29県民大会(PDF版622KB)
【写真特集14―15面】9・29県民大会(PDF版5176KB)
【第2社会面】9・29県民大会(PDF版766KB)
【社会面】9・29県民大会(PDF版1367KB)

関連映像(リンクは切れる場合あり)
琉球新報 教科書検定意見撤回を求める県民大会ビデオ
参加者がみた9.29県民大会 琉球放送
QAB琉球朝日放送 ニュース映像
日テレNEWS24
教科書検定「集団自決」関連記述削除問題 フジ(OTV)

在京メディアも29日夜のテレビ、30日の新聞等でようやく大きく報じています。
詳細は各紙、HP等参照ください。

民主、超党派で決議案提出検討・教科書検定めぐり 共同
民主党の菅直人代表代行は29日、沖縄県宜野湾市の教科書検定をめぐる県民大会に出席し、政府や文部科学省に今後「集団自決」の検定やり直しや検定規則の変更を求めるとともに、超党派で国会決議案を提出することも検討する考えを明らかにした。大会後、記者団に語った。

沖縄タイムス
文科相「検定の経緯精査」/意見変更可能性も
【東京】渡海紀三朗文部科学相は二十八日、沖縄戦「集団自決(強制集団死)」への日本軍の強制を削除した高校歴史教科書の検定問題への対応で、沖縄タイムス社に「今回の検定に至る経緯や趣旨等については十分に精査していきたい」とコメントし、検定過程を詳しく調査する考えを明らかにした。
文科省はこれまで「教科用図書検定調査審議会が決めたことには口出しできない」などとして、検定を問題視しない考えを示していた。

渡海文科相が検定経緯の調査にまで踏み込んだコメントをしたことで、文科省側が検定結果を変更する可能性も出てきた。

本紙は渡海文科相の就任後、沖縄戦の専門家がおらず文科省主導で審議が進んだ検定の経緯などについて質問書を提出。文科相が二十八日に文書で回答した。

渡海文科相は「集団自決」についても書面で、「多くの人々が犠牲になったということについて、これからも学校教育においてしっかりと教えていかなければならない」とコメントした。

■沖縄代表団上京(10月15日~16日予定)
沖縄より200人規模の代表団が上京し、官邸、国会、文科省等への要請行動が予定されています。
「沖縄戦首都圏の会」でも国会行動や集会、宣伝活動を予定しています。
詳細は決まり次第、ホームページ・MLでご案内いたします。